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2016年7月上旬 ハヤシミドリシジミなど

 ハヤシミドリシジミ♂の学名通りのウルトラマリンな翅表を撮りたくて、毎年、通っているが、今まで、下草に蝶を降ろすことはできても翅を開く前に飛んで行ってしまうパターンが続いていた。今年もなんとか下草に降ろすことはできたが、曇っていて、開きそうもない。

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 また、毎年のパターンをくり返すのかと思いながら待っているとなんとなく明るくなってきて、30分ほどしたところで、いきなり開翅した。

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 ちょっとびっくりしながら、斜め前方に回り込んで、撮影した。

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 念願のしっとりした開翅を撮影することができた。太陽の方を見ると雲の間から薄く覗いている。それにしても日の光に敏感なものだ。
 他の蝶はメスアカミドリシジミ♀(飛んでいる時に赤紋が見えた。)

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 ちょっと黒帯の発達したミズイロオナガシジミがいた。

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by cactuss | 2016-07-03 19:34 | Comments(2)
Commented by himeoo27 at 2016-07-03 19:42
このミズイロオナガシジミの裏翅の黒い模様
こちら埼玉県南部の個体に比べて線が太く感
じます。寒冷地型だからでしょうか?
Commented by cactuss at 2016-07-03 21:38
himeoo27さん、黒帯が発達したミズイロオナガシジミは異常型の一つです。
群馬県の低地でもっと黒帯の発達した個体を撮影したことがあります。
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