次の日は今回の遠征の目的であるヒサマツミドリシジミの生息地へ行った。はっきりした場所はわからないので、車を止めると網を持った人がいたので、聞いてみるとポイントはここの様だった。今年は季節の進みが遅いので、発生しているか心配ですねと話していると、撮影のIさんが到着した。3人で待っていると11時頃にゼフィルスが飛んで来て、止まりまった。捕まる前に止まったところを撮影したが、すぐに網の中に入ってしまった。確かにヒサマツミドリシジミだった。これですでに発生していることは確認できた。採集の方は場所を譲ってくれて、別の場所に探しに行った。その内に朝から来ていて周辺で撮影していたSさんとYさんがやってきて、4人でヒサマツミドリシジミの出現を待った。なかなか飛んでくれなかったが、13時頃から少し、見かける様になり、14時20分に撮影できる場所に止まった。しかし、この時だけ風が強くなり、止まった葉が揺れたが、なんとか撮影した。
開翅もしてくれたが、高い位置だったので、表はほとんど見えない。
撮影した後で、Vサインをして、「サインはV」とつい言ってしまった。以前、撮影した時も同じことをした記憶がある。
その後で、奥の葉にも止まったが、10m以上離れていたので、かなりトリミングして、下の写真。
開翅を前の方から撮影したくて、翌日も同じ場所で待った。この日は連日のYさんと神奈川からMさん、Kaさん、Kuさんの3人もやってきて、5人で待ったが、昨日より、出が悪く、一度だけ葉の裏で止まってくれたが、証拠写真に留まった。
運が良ければ近くに止まって開翅もしてくれそうなので、また、挑戦したいと思う。
待っている長い間、皆さんとお話ができて、楽しかったです。ありがとうございました。