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2006年11月25日① ヒカゲチョウの幼虫など

 師匠よりヒカゲチョウの幼虫を見付けたので、来ませんかとのお誘いがあったので、喜んで行くことにしました。ヒカゲチョウの幼虫はササに付いた特徴のある食痕をたよりに探し、その葉の裏側に付いているとのことです。本日見付けた幼虫は背中に黄色い斑点のないものとあるものがいました。幼虫にはこの二つの型があるとのことです。

ヒカゲチョウ幼虫(斑点なし)
2006年11月25日① ヒカゲチョウの幼虫など_b0107948_015790.jpg


ヒカゲチョウ幼虫(斑点あり)
2006年11月25日① ヒカゲチョウの幼虫など_b0107948_0153344.jpg


ヒカゲチョウ幼虫(斑点あり)
2006年11月25日① ヒカゲチョウの幼虫など_b0107948_015523.jpg


また、エノキの木の下で枯葉をめくり、幼虫を探したところ、オオムラサキの幼虫が見付かりました。

オオムラサキ越冬幼虫
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同じ木の下の枯葉にゴマダラチョウの幼虫もいましたので、並べて撮影しました。ゴマダラチョウの幼虫の方がふっくらしています。

オオムラサキ越冬幼虫(上)とゴマダラチョウ越冬幼虫(下)
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まだ、ベニシジミが元気に飛んでいました。今年見るベニシジミとしては最後かもしれません。

ベニシジミ
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ゼフの越冬卵も撮影しましたので、次回をお楽しみに。
by cactuss | 2006-11-26 00:36 | Comments(8)
Commented by fanseab at 2006-11-26 10:06
以前何回か飼育経験があるので、ヒカゲチョウの幼虫、懐かしく拝見しました。背中の黄色班は時にもっと鮮やかな橙色班も出現します。小生はこのタイプはジャノメの仲間の幼虫で最も美しいものだと思っています。
Commented by cactuss at 2006-11-26 17:22
fanseabさん、図鑑を見るときれいな橙色斑のある幼虫が載っていました。きれいな幼虫ですね。
ヒカゲチョウの幼虫は見付けるのが難しく、師匠のおかげで撮影することができました。
Commented by kenken at 2006-11-26 20:24 x
ほぉ、ヒカゲ幼、お師匠さまはうまく見つけられるのですね。
ノーマルタイプに黄斑タイプ、違いがよく分かります。
成虫とは逆で、幼虫は、オオムラサキのほうがゴマダラよりも
大きいことがよくありますが、不思議ですよねぇ~
Commented by banyan10 at 2006-11-26 21:33
chochoensisさんが見つけてくれた幼虫の食痕もまったく同じでした。
僕も自力では見つけられていないので、成虫の多い場所で少し黄斑タイプを狙って探してみたいと思います。
Commented by cactuss at 2006-11-26 22:05
kenkenさん、以前、師匠は走っている車の中からガードレールに付いているジャコウアゲハの蛹を見付けました。普通の人ではありません。オオムラサキは春になって時間をかけて成虫になりますが、ゴマダラチョウは成虫になるまで時間がないので、今の時期、ゴマダラチョウの方が大きいのだと思います。
Commented by cactuss at 2006-11-26 22:07
banyanさん、ヒカゲチョウの幼虫探しは小生も一緒にやりましたが、まったく見付ける事ができませんでした。新鮮な食痕を見付けるのがコツの様です。
Commented by chochoensis at 2006-11-27 18:55
cactussさん、「ヒカゲチョウ」幼虫撮影ゲット、おめでとうございます。「オオムラサキ」幼虫も良いですね・・・なかなか自然が一杯のようで羨ましいです。素敵な写真をありがとう・・・。
Commented by cactuss at 2006-11-27 21:23
chochoensisさん、ありがとうございます。ヒカゲチョウの幼虫探しは大変だということがよくわかりました。葉をめくって幼虫を探すのは赤城のヒメギフチョウの卵、幼虫調査で慣れていますが、食痕があってもめくれどめくれど幼虫がいないのは少しくたびれました。
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